シカクリームの全成分の読み方と、取り入れる・やめるタイミング
シカクリームは全成分の順番でツボクサ由来の原料の割合をおおまかに見て、必要な期間だけ取り入れ、2〜4週間記録してからやめるかを決めます。

このノートで扱うこと全8項目
| 項目 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 全成分の順番 | 配合量の多いものから書き、1%以下の成分・着香剤・着色剤は順番に関係なく書けます | 韓国 化粧品法施行規則 別表4(2025)・機関 |
| ツボクサ由来の原料名 | ツボクサエキス・ツボクサ葉水・マデカッソシドは、別々の標準名で登録されています | 大韓化粧品協会(韓国)成分辞典・機関 |
| 研究が見守った期間 | ツボクサのクリーム4週間(30名)、ツボクサのマスク週3回6週間(64名)のように、数週間単位でした | 2021 PMID 34214362・2024 PMID 38831627・A |
| やめるサイン | 赤い斑点やむくみが出たらやめて、専門医に相談します | 韓国食品医薬品安全処 2025・機関 |
| 確かめる表示 | 容器・包装の使用方法、注意事項、使用期限を先に見ます | 韓国食品医薬品安全処 2025・機関 |
マデカッソシドが全成分の後ろのほうなら、配合量は少ない?
おおむね少ないと見てかまいませんが、順番だけでは何パーセントかはわかりません。韓国の化粧品法施行規則の別表4(2025年2月7日改正)は、成分を配合量の多いものから書くようにしつつ、1%以下で使った成分と着香剤・着色剤は順番に関係なく書けるとしています。
そのため全成分の後ろのほうに集まった成分どうしは、前後が配合量の順ではないことがあります。読むコツは、水・グリセリンのような基本の成分のすぐあと数個以内にツボクサ由来の原料があるか、それとも香料の表示の近くの後ろのほうにあるか、程度に見分けることです。表示のルールは国ごとに決められているので、正確な配合量が知りたければメーカーのお客様窓口に聞くのが確実です。

ツボクサ葉水とツボクサエキスは、どう違う?
大韓化粧品協会(韓国)の成分辞典では、ツボクサエキスはツボクサの全草から抽出した原料、ツボクサ葉水はツボクサの葉を水蒸気蒸留して得た水溶液と定義されています。マデカッソシドは植物の名前ではなく、構造が決まった1つの有機化合物として別に登録されています。
名前が違うのは原料の形が違うという意味で、どちらかがすぐれているという意味ではありません。2つの製品を比べるときは同じ名前の原料どうしで全成分の位置を比べ、ツボクサ葉水がいちばん前にある製品は、水の代わりに使われた基剤かもしれないという点だけ覚えておきます。

シカクリームは、スキンケアのどの順番で塗る?
クリームなら洗顔と化粧水のあと、スキンケアの最後のステップに塗るのが一般的です。大韓皮膚科学会は、化粧水が洗顔後にまず水分を与え、クリームは肌に保護膜を一時的に補って外からの刺激から守ると説明しています。
部分用の製品なら、吹き出物の所にだけ先にのせて少し置き、そのまわりにクリームを広げると、お互いによれにくくなります。順番そのものを比べた研究はないので、順番を変えたら記録表に日付と一緒に書いておきます。
季節の変わり目やマスクで荒れたときは、いつ取り入れて、いつやめる?
きっかけがはっきりしている期間にだけ取り入れ、その期間が終わったら2〜4週間の記録を見てやめるかを決めます。ツボクサに関する人の研究も、数週間単位で見守っていました。手が乾燥しているインドネシアの染色の仕事をする30名がツボクサのクリームかセラミドのクリームを1日2回塗った2021年の試験では、どちらのクリームも4週間後に手の甲・手のひらの水分量とpHの指標がよくなり、2つのあいだに差はありませんでした。
マスクを長くつける冬や、1日の寒暖差が大きい季節の変わり目なら、始めた日付ときっかけを一緒に書きます。軽症〜中等症の酒さの患者64名が飲み薬と保湿クリームにツボクサのマスク(週3回)を加えた2024年の試験は、6週間のあいだに3週目・6週目の2回評価しましたが、全員が飲み薬を一緒に使っていた結果なので、マスクだけの分はわかりません。家でも3週目、6週目のように日を決めて写真とメモを比べると、取り入れるか・やめるかの判断がしやすくなります。
研究に出てくるシカ製品は、どんな組み合わせだった?
ツボクサだけが入った製品より、いくつもの成分を混ぜた完成品がほとんどでした。濃いめの肌の色(フィッツパトリックIV・V型)でニキビのあとの色素沈着がある51名が、8週間1日2回3滴ずつ使った2021年のプラセボ対照試験の美容液も、ガラクトミセス培養液・パンテノール・ツボクサを混ぜたものでした。
マデカッソシドも同じです。施術の直後の20名の顔の半分に7日間塗った2019年の研究のクリームには、パンテノール5%とマデカッソシド、銅・亜鉛・マンガンが一緒に入っていました。ですからシカクリームを選ぶときは、ツボクサ由来の原料のほかに何が一緒に入っているかも記録表に1行書いておきます。

シカクリームを取り入れる・やめる記録表
| きっかけ | 取り入れる日に書くこと | 毎日書くこと | 3週目に確かめること | やめるとき |
|---|---|---|---|---|
| 季節の変わり目のつっぱり | 日付、全成分の中のツボクサ由来の原料名と位置 | 朝・夜のつっぱり、角質 | つっぱりが減ったか | 季節が変わって1週間つっぱりがなければ元のクリームへ |
| マスクを長くつけた週 | マスクをつけていた時間 | あご・頬の新しいぶつぶつの数 | マスクのない日との差 | マスクの時間が減ったら部分用だけ残す |
| 生理前の1週間 | 周期の日数 | フェイスラインのぶつぶつの数 | 前の周期と比べる | 生理後の1週間にやめてみて差を記録 |
| ヒリヒリ・赤み | 塗った時刻 | ヒリヒリ0〜10点 | — | 赤い斑点・むくみが出たらすぐやめる |
一度に1つのきっかけだけを書くことで、取り入れた・やめた結果を比べられます。同じ期間にほかの新しい製品は取り入れません。
やめても赤みやかゆみが続くとき、皮膚科で何を相談する?
- シカクリームを塗った所に赤い斑点やむくみが出たら、使うのをやめて専門医に相談してください。
- 製品をやめて1〜2週間たってもかゆみと赤みが続くなら、皮膚科で原因成分を確かめる検査(パッチテスト)を相談してみてください。大韓皮膚科学会の案内には、ウルシのような植物と、化粧品の香料・防腐剤がアレルギーの原因として一緒に挙がっています。
- シカクリームを取り入れたりやめたりしても赤みが何週間もくり返すなら、クリームのせいかを突き止めようとするより、皮膚科を受診してみてください。
- 押すと痛い深いぶつぶつや跡が増えるなら、クリームを変えるより先に医療機関の受診を考えてください。
記録表と読み方のもとにした資料
- 韓国の化粧品法施行規則の別表4(2025年改正)は、全成分を配合量の多い順に書きつつ、1%以下の成分・着香剤・着色剤は順番に関係なく書けるとしています。
- 手が乾燥している染色の仕事をする30名を調べた2021年のランダム化試験(PMID 34214362)では、ツボクサのクリームとセラミドのクリームはどちらも4週間後に水分量・pHの指標がよくなり、2つのクリームのあいだに差はありませんでした。
- 酒さの患者64名を調べた2024年のランダム化試験(PMID 38831627)は、飲み薬にツボクサのマスク(週3回)を加えて3週目・6週目に評価し、どちらのグループでも副作用は報告されませんでした。
よくある質問
マデカッソシドが全成分の後ろのほうにあると、配合量は少ない?
おおむねそう見てかまいませんが、順番だけでは何パーセントかはわかりません。韓国の化粧品法施行規則の別表4は、配合量の多いものから書くとしつつ、1%以下で使った成分と着香剤・着色剤は順番に関係なく書けるとしています。後ろのほうの成分どうしの順番は配合量の順ではないことがあるので、正確な量はメーカーに問い合わせます。
ツボクサ葉水とツボクサエキスの違いは?
大韓化粧品協会(韓国)の成分辞典では、ツボクサエキスはツボクサの全草から抽出した原料、ツボクサ葉水はツボクサの葉を水蒸気蒸留して得た水溶液で、別々の標準名になっています。名前だけでどちらがよいと見る根拠はないので、全成分でどちらの形が前のほうにあるかを確かめる程度に使います。
シカクリームはどの順番で使えばいい?
クリームなら、化粧水のようなさらっとしたステップのあと、最後に塗るのが一般的です。大韓皮膚科学会(韓国の皮膚科学会)は、化粧水がまず水分を与え、クリームが肌に保護膜を一時的に補うと説明しています。部分用の製品は吹き出物の所にだけ先にのせ、その上やまわりにクリームを広げます。
出典
- Korea's Enforcement Rule of the Cosmetics Act [Annex 4] Labeling standards and methods for cosmetic packaging (amended 2025-02-07) (Korean)機関資料
- Korea Cosmetic Association ingredient dictionary — Centella Asiatica Leaf Water (code 8337, linked), Centella Asiatica Extract (540), Madecassoside (70) (Korean)機関資料
- Korean Dermatological Association — Basic skincare products (Korean)機関資料
- Korea's Ministry of Food and Drug Safety (Busan office) consumer newsletter — Are acne cosmetics a treatment?, 2025-05-30 (Korean)機関資料
- Korean Dermatological Association — Contact dermatitis (Korean)機関資料
- Centella cream vs. ceramide cream for 4 weeks in 30 dye workers, 2021 (PMID 34214362)A
- Adding a centella mask for 6 weeks in 64 people with rosacea: randomized trial, 2024 (PMID 38831627)A
- Galactomyces, panthenol and centella serum and post-acne hyperpigmentation, 2021 (PMID 33938432)A
- Panthenol and madecassoside moisturizing cream: half-face comparison, 2019 (PMID 30945430)A
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